内容説明
ネズミに食い尽くされた司教から聖杯伝説まで。中世ヨーロッパで語り継がれてきた、世にも奇妙な神話伝説の数々。怖い話、不思議な話、おかしい話、美しい話などを集め、わかりやすい解説をほどこした、ヨーロッパのロングセラー待望の日本語版。
目次
聖ウルスラと一万一千の乙女―偽りだらけのくだらなくて愚かな物語
聖十字架伝説―けたはずれの創造力
シャミル―虫や石に宿る謎めいた力
ハーメルンの笛吹き男―誰もが知っている伝説の正体は?
ハットー司教―ネズミに食い尽くされた強欲の司教
メリュジーヌ―裏切りは別れを招く
幸福の島―聖なる場所は西にある
白鳥乙女―詩人に愛された美しい鳥
白鳥の騎士―素性をたずねてはならない
サングリアル(聖杯)―聖なる器の伝説
テオフィロス―悪魔と契約した司祭
著者等紹介
バリング=グールド,サビン[バリンググールド,サビン][Baring‐Gould,Sabine]
1834年生まれ。ヴィクトリア朝イングランドの聖人研究家のほか、古物収集家、小説家、哲学者としても知られた。著書は500冊を超える。1924年没
池上俊一[イケガミシュンイチ]
1956年愛知県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科(西洋史学専攻)博士課程中退。東京大学大学院総合文化研究科教授
村田綾子[ムラタアヤコ]
翻訳家
佐藤利恵[サトウリエ]
翻訳家
内田久美子[ウチダクミコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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